Blue Prism ロボ開発 ことはじめ①
唐突ですが、今回は「RPA」の言葉を生み出したツール「Blue Prism」を
テーマに「Blue Prism ロボ開発 ことはじめ」としてまとめました。
RPAって何?とは概念/事例的な部分とBlue Prismの機能/特徴等はまた今度。
Blue Prismの見た目について
基本的にフローチャートベースのため、
ノンプログラミングでロボが作成できます。
この辺は他RPAツールも変わらないのですが、
Blue Prismはグリット表示なんかできるので、
ひときわVisioっぽいのが特徴ですね。
こんな感じです。Visio使ったことある人ならなじみやすいかも。
#画像は後で載せます
ロボ開発にはプロセステンプレートを
プロセステンプレートはBlue Prism社が推奨している
ロボの型(テンプレート)のことです。
このテンプレートはBlue Prismが提唱するベストプラクティスが
ぎゅぎゅっと詰まっているので、プロセステンプレートに沿うことで
インテリジェンスでスマートなロボができる!って感じですね。
大切なのは「自己流でやらないこと」ですね。
この点において、補足することはたくさんあるのですが、
「Blue Prismのロボ開発はプロセステンプレートを使うこと」と
「プロセステンプレートの理解には前提知識が必要なこと」を
頭の隅に置いていただければとおもいます。
「プロセステンプレートがわかる!」を目標にこのブログを通して、
伝えていければと思います。
プロセステンプレートをGETするには、ごにょっといろいろあるので、
また後ほどの記事で補足します。
プロセスとオブジェクト
プロセステンプレート、というワードで「プロセス」というのが
さらっと出てきたので解説します。
Blue Prismのロボは大きく分けて「プロセス」「オブジェクト」という
2つの要素で動いてます。
どちらもフローチャートで定義できて、操作画面も非常に似てるので、
ややこしいのですがあくまでも「別物!」です。
「プロセス」はロボそのもの、いうなればドラえもんです。
「オブジェクト」はロボが使う部品、ドラえもんに例えるならひみつ道具です。
どういうことか、引き続きドラえもんで解説を続けます。
のび太君「ドラえもーん!メモ帳のデータをエクセルに転記しないと上司に叱られちゃうよ(泣)」
ドラえもん「まったく君ってやつは、社会人になっても僕を頼るの?」
こんなとき、ドラえもん(=プロセス)は、
次の2つのひみつ道具(オブジェクト)を使って、のび太君の要望を解決します。
・メモ帳開くくん
・エクセル転記するくん
こんなPCに特化したひみつ道具はないのですが、あくまでも例え話で。
ここまでの流れで、プロセス(ドラえもん)≠オブジェクト(ひみつ道具)で
あることがなんとなくイメージついたと思います。
そのイメージを強烈に叩き込んでいただき、
次から画面を交えていろいろ見ていきたいと思います。